クリエイティブ系列の授業

自由自在、今、君が発信源だ

マルチメディア系列では、日々進化していくメディアを自分の力とするためのいろいろな講座を準備しています。
情報を処理する時代から、情報を発信する時代へ。
これから必要とされるのは、情報をキャッチし、整理し、伝える力です。
コンピュータやワープロ、ビデオなどの代表的なメディアを始め、自分自身の内面を見つめ、それを表現する手段を学ぶ講座など、これまでの「情報処理」の概念を超える講座群も含まれています。もちろん、情報処理の資格習得をめざし、ワープロ検定にチャレンジする講座もあります。電子回路の基本を学んだり、コンピュータ音楽を体験したりすることもできます。

一年次・選択科目

基礎プログラミング
プログラム言語の一つである「Scratch」を用いて、プログラミングを学習します。トライ&エラーを繰り返しながら、最終的には、自由に想像力を働かせて、グラフィックなどを使用した自分の作品をプログラミングしていきます。

文書デザインⅠ
ワープロソフト「Word」の諸機能について学習すると共に、ビジネス文書に関する基礎知識の習得をめざします。タッチメソッド(キーボードを見ずに文字入力すること)の習得からスタートし、最終的にはワープロ検定2級の合格を目標とします。また、「Word」の応用機能を利用して、簡単な図形の作成も行ないます。

創造の文学
文学作品をみんなで読む。小説や詩の創作にチャレンジする。様々な文章表現の技術を学ぶ。この三つがこの授業の目標です。お互いの表現や読解から学びあうことも大切にしています。「読みたい人」「書きたい人」のための授業です。

ステップtoアート
絵を描くためには、ものをしっかり見て描く力と構成力が必要です。立体・色彩・素描などの作品を制作し、デザイン力を身につけます。絵が上手くなりたい、デザイン系の進路を考えている、表現力を身につけたい人は選択してください。

ペン字講座
ワープロが普及し発展していく現代、「手書きの文字」というものはさらに大切になってきます。この講座では、鉛筆・ボールペン・筆ペン等の様々な用具を用いて美しい文字を書く勉強をします。尚、履歴書の資格欄に書ける「文部科学省後援硬筆書写検定3級」の合格への対応及び各種硬筆展等の入賞をめざします。

音楽Ⅰ
①実技 ・歌唱 ・独奏 ・合奏 ・リコーダー(アルト又はソプラノ) ・ギター(クラシックギター) ・三線(さんしん) ②鑑賞 ・曲を聴いてレポートを書きます。 ③楽典 ・楽典の基礎

美術Ⅰ
①ガイダンス ②素描(鉛筆デッサン) ③デザイン(デザイン用具の使用実習) ④色彩課題と鑑賞(夏休みの課題) ⑤立体作品 ⑥様々な表現とその応用

工芸Ⅰ
①ガイダンス ②工芸におけるデザイン ③木工芸の制作 ④陶芸の基礎実習

書道Ⅰ
①書の用具と用材 ②漢字の書(楷書・行書)一字書作品、中国の古典の臨書、古典を応用した創作 ③仮名の書 ④漢字仮名交じりの書 ⑤工芸的書作品(篆刻等) ⑥書の鑑賞

二年次・選択科目

マルチメディア応用A
コンピュータを使い次のような実習と講義を行います。
・コンピュータの基本的な構造やネットワークの基本を学習する。
・ポスターに使われるようなイラストを描く。
・写真を加工する。
・Video編集ソフトでスライドショーを作成する。

音楽Ⅱ
歌唱、楽器演奏、鑑賞、音楽の理論を勉強します。楽器はアルトリコーダー、クラシックギター、キーボード、三線などです。

美術Ⅱ
美術Ⅰで学んだ基本を生かし、さらに表現の幅を広げることをめざします。絵画、デザイン、立体と様々な分野の課題を行い、総合的な造形力を養います。

工芸Ⅱ
工芸的基礎を学習すると同時に、自ら作ることの喜びを味わい、幅広い分野の素材を使い、ものづくりを楽しみます。陶芸や木工芸、金属工芸などを行い、作品を制作します。

書道Ⅱ
書道Iで学習した基本技法や用筆を活かし、より幅広い書体を学びスキルアップをはかります。詩歌や言葉(漢字仮名交じり書)を使った書作品制作や相互作品鑑賞・批評による自己の表現力・鑑賞力の向上をめざします。作品の表装技法や自己印制作もあわせて学習します。

総合音楽A
音楽が人間の心身に与える影響について、実際に楽器や歌を演奏することによって検証します。老人施設等にも出張演奏することもあります。

保育音楽Ⅰ
幼稚園教諭や保育士になりたいと考えている人を対象とします。発声練習、階名唱(ドレミで歌う)、リズム打ち、ピアノ(キーボード)の演奏、手遊び歌、楽典(楽譜を理解するための知識)を通して、現場で必要な最低限の力を身につけることをめざします。ピアノ(キーボード)は、初歩の教則本である「バイエル教則本」をはじめから学習します。

生活デザイン
平面(紙)の上で、じっくりデザインを吟味し、個性的な作品制作を行います。工芸的な使えるものにこだわらず、抽象的な作品も含めた製作を行います。ある仮想の空間を設定し、一年をかけて平面的作品や立体的作品で構成していきます。美術工芸にわたる授業展開です。

実用書
小筆・筆ペン、ボールペン等様々な筆記具の特性を活かし、日常使用する文字を美しく書く技法や用筆法等反復練習等を通して学び、身につけます。自己の将来に役立ち、日常でも使用する文字を中心に学習します。また、硬筆検定合格をめざした対策学習や実技のスキルアップを行います。

絵画(油絵)Ⅰ
油絵の具を使って絵を描きます。基本的な画材の使用方法を学習し、物の見方・絵画の味わい方を学びます。静物画等、「観察して描く」作品を中心に制作します。他にデッサン・クロッキーも行う予定です。

デザインワークⅠ
アートとデザインの違いを学び、パッケージデザイン等ビジュアルデザインの課題制作を通じて、基本的なデザインの方法、表現方法を学びます。商品開発の課題では、自分の考えた商品について発表を行います。

総合プログラミング
プログラミング言語「python」を学習し、RPGやシューティングゲームなどのゲーム制作、データ分析、画像処理等をします。

簿記(2年)
会社の経営活動にともなう取引を正確に、明瞭に記録、計算、整理する技術を身につけます。主に個人商店で行われる取引について学習する。日本商工会議所主催の簿記検定3級受験内容を1年間で学習します。

文書デザインⅡ
文書デザインⅠでは、ワープロの機能を広く浅く学習したが、この講座では、より深くワープロの機能を学んでいきます。速度入力や通信文の反復的な入力練習が多くなります。

三年次・選択科目

マルチメディア応用B
コンピュータを使った実技が中心の講座です。絵やイラストを描いたり、音の編集や動画の編集作成、アニメーションについても学びます。できた作品をオリジナルのCDやDVDに焼くことも挑戦します。

簿記(3年)
会社の経営活動にともなう取引を正確に、明瞭に記録、計算、整理する技術を身につけます。主に個人商店で行われる取引について学習します。日本商工会議所主催の簿記検定3級受験内容を1年間で学習します。

ビジネス情報
この科目では、情報処理システムを総合的に把握し、情報を総合的に管理し、活用できるようにすることを目的としています。企業の経営活動の概要を理解したうえで、コンピュータによる情報処理の技術を高めることを目標とします。

ビジネス基礎
ビジネス社会について企業活動を中心に、ビジネスのしくみや、コミュニケーションの方法、地域経済との関連について体系的に学びます。将来、企業に就職しビジネスに従事することを希望する場合は、履修することが望ましいです。

美術Ⅰ(保育)
進学や就職の際に、必要になってくる基礎的な美術的な力を身につけます。将来、幼児・初等教育に関わる生徒向けに制作等、造形を学びます。モダンテクニックや共同制作等、発達に与える影響を考えた課題の実習も行います。

音楽Ⅲ
音楽Ⅱに続き、歌唱(独唱、合唱、アンサンブル)と楽器演奏(独奏、グループ演奏)、鑑賞、音楽の理論を勉強します。楽器は主にクラシックギター、キーボード、三線です。

総合音楽B
独唱・独奏・アンサンブル・合唱・鑑賞など様々な形態の音楽に親しみます。

書道Ⅲ
1、2年で学んだ書を発展させ、大作の臨書、創作作品制作に取り組みます。時間をかけた卒業作品制作に取り組みます。

応用生活書
生活に活かせる書を学習するとともに書を媒体とした様々な作品の制作を行います。グラスやガラス製品、布製品、生活用品パッケージデザイン、デザイン印等を用いた日常生活での書・文字の活用技法や制作技法を習得し、制作者相互でテクニックを高めあう授業機会が多いです。

保育音楽Ⅱ
保育音楽Ⅰの続きです。発声練習、階名唱(ドレミで歌う)、リズム打ち、ピアノ(キーボード)の演奏、手遊び歌、楽典(楽譜を理解するための知識)を通して、現場で必要な最低限の力を身につけることをめざします。

絵画(油絵)Ⅱ
絵画(油絵)Ⅰを基礎にした作品の制作を行います。デッサン、風景画、人物画、現代絵画の表現を学びます。制作を通じて自己を見つめ、「自分の世界」を表現できる力を養います。大作にも挑戦します。

デザインワークⅡ
デザインワークⅠを基礎にしたビジュアルデザインとインテリアデザイン分野の課題制作を行います。自分のアイデアを形にしていく力を養います。全日本高校デザイン・イラスト展等への出品作品制作など、より完成度の高い制作を目標とします。

美術Ⅲ
美術Ⅰ・Ⅱを基礎に、より主体的な作品制作を行います。卒業制作を兼ねた大きいサイズの作品など、じっくり時間をかけ、各自の表現を深める作品づくりをめざします。展覧会にも出品します。

モダンクラフト
自分たちで考えたテーマに沿って、デザインを研究し、時間をかけて形にしていきます。工芸的な使えるものをテーマとしていくものではなく、抽象的な思考も含めた自分達の世界を追求した作品制作を行います。素材は、木、陶、金属、ガラス、樹脂、その他。

工芸Ⅲ
工芸Ⅱを発展させた応用編です。"使える"という機能を重視し、個性あふれる作品制作をめざします。卒業制作として、自由課題を設定しています。高校展などの展覧会に出品を積極的にめざします。陶芸、木工芸、金属工芸、ガラス工芸(ステンドガラス)。

映像アート
パラパラアニメーションの制作や、スマートフォンのカメラ機能、iMovieを使ったストップモーションの動画制作などを行います。映像制作に必要な動画や写真は自分で撮影してきたものを使用します。パソコンはiMacを使用します。

Copyright(C) Matsubara High School. All Rights Reserved.