校長室から


 2017年4月に松原高校の校長として赴任しました平野智之です。長く松原高校で勤めていましたので松高の歴史や総合学科について理解し、松高にとても愛着を持っています。

 地域との信頼の中で生まれ、1997年に大阪府内で初めての総合学科高校となって、生徒の主体的な学びを深めてきました。また、開校5年目から障がいのある生徒を受け入れてきた実績をもとに、2006年から「知的障がい生徒自立支援コース」を設置し、全国でも例を見ない「障がいのある生徒とともに学ぶ」取り組みも行ってきたのです。

  松原高校で育つ力は次の三つだと考えています。

(1)仲間と学び、つながりあう「優しいチカラ」
(2)「答えのない問い」に向き合う21世紀型学力
(3)違いや個性を生かした自分の未来を生きる力

 ここでは(2)について説明しておきたいと思います。
私はこれまでの教員生活で、何度も何度も松高の生徒の力に心を動かされてきましたが、改めて感動したことがあります。

  2017年3月に関西テレビで放映された『ザ・ドキュメント 夢への扉「課題研究」~先生を越えて進め~』です。卒業した3年生の「課題研究」の取り組みに密着したドキュメンタリーで「いじめ」や「虐待」という自分と深くかかわるテーマに向き合う姿が描かれていました。かつて自分が“いじめる側”にいたことをどう考えるのか、虐待を受けていた自分が教師になって何ができるのか、その「答え」を探そうする松高生の姿に胸が熱くなりました。

「答えのない問いを持ち続けること」
「生きていく上で大切なことを探し続けること」

その力をつける場所が松原高校です。

松原高校はみなさんを待っています。

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